手話通訳技能認定試験」カテゴリーアーカイブ

第26回手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)聞き取り通訳試験2014年(平成26年)

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第26回手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)聞き取り通訳試験2014年(平成26年)

第26回手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)聞き取り通訳試験2014年(平成26年)

「聞き取り試験」問題

第1問「世界の天辺に登る夢」

プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんは、昭和41年に富士山のスキー滑降、昭和45年にエベレスト8,000メートル地点からのスキー滑降など、世界七大陸すべてのさ鵜後方からのスキー滑降を、53歳で成し遂げました。
その後、三浦さんは、年に数十回の講演、本の執筆、通信制高校の校長としての職務の忙しさの中で、次第に、運動から遠ざかっていきました。しかし、食欲はあまり衰えず、65歳のとき、身長164センチの身長に対して体重は86キロ、体脂肪率は40パーセントを超え、糖尿病の一歩手前と診断されてしまいます。
 その時、「このままでは死んでしまう。死ぬ前に、死ぬ気でやれば何かできるはずだ。」と考え、即決したのが、エベレスト登山でした。翌日からトレーニングを開始し、70歳、75歳と5年ごとにエベレストの頂上に立ち、昨年5月、史上最高齢の80歳でエベレスト登頂に成功しました。
 「ゆっくりでも着実に歩き続ければ、目的地に着く。」と言う三浦さんの言葉に、多くの方が励まされています。

第2問「職務に専念する義務」

 公務員には「職務に専念する義務」というものがあります。つまり、勤務時間帯職務上の注意力のすべてを職責遂行のために使いなさいというもので、副業に就くことを禁じています。
ただ例外的に、農家である実家の仕事を手伝ったり、不動産の家賃収入を得たりすることを認めるケースはありますが、そちらに一生懸命になりすぎて、本業に影響がある場合は、認められません。
公務員の中には、講演を頼まれる方も多くいらっしゃると思います。いわゆる兼業として私的に行うのか、職務の一つとして行うのかで対応は違いますが、兼業として引き受ける場合には、通常「職免」とも呼ばれている職務専念義務免除申請書を提出し、所属長などから許可を得る必要があります。
仮に、手続きをせずに引き受けてしまうと、後で問題となったときに代償は大きいのです。公務員としての自覚をもってほしいと思います。

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