2011(平成23)年度手話通訳者全国統一試験「手話の要約試験 解答例」

2011(平成23)年度手話通訳者全国統一試験「手話の要約試験 解答例」

(1) 私には健聴の子供が3人いる。家族は手話で会話する。長女が産まれた時、手話通訳やサークルもなく子育てに不安があり困った。家に来客があった時は娘が対応するが、話がかみ合わず、私も娘に電話を頼むこともあり、娘の負担は重かった。親として良くないと思い手話通訳設置を市に要望し、署名活動など積み重ねた結果、実現された。現在、市には正職員の通訳士が4人いる。学校や保育所、PTA懇談や病院など通訳士のサポートで安心だ。サークルができた時、娘も一緒に行き沢山の人と交流し、共に勉強し知識を深めた。そのおかげで娘も成長できた。又、ろうに対する理解も深まり、結婚後も子育てなどの心配なく安心して生活できる。

(2) 私には3人の健聴の子どもがいる。家族間のコミュニケーション方法は手話だ。一番上の娘が生まれた時は手話通訳・ファックス・手話サークルがなく、子育ては不安なものだった。地域の人と接したり電話を頼むのは娘の負担となるので、市に手話通訳設置を要望し続け署名運動をしやっと正職員4人の手話通訳士を設置できた。学校・保育園・PTA懇談会・病気の時など本当に安心できる。手話サークルができ娘と通い、たくさんの人と交流したりクリスマス会などの行事を楽しんだ。またお互い学び聴覚障害者の知識を深めたことはありがたい。地域に聴覚障害者のことが広まっていった。結婚したろう者夫婦はあちこちで子育てに不安を持っていたが、安心して生活できるようになった。

(3) 私の子どもは、3人とも健聴でコミュニケージョン方法は手話である。第一子の娘が生れた時、設置通訳もなく、ファックスも、又手話サークル、立ち上げがされていなかった。近所の人が来た時の会話や電話も健聴である娘が負担していた。親としても頑張らねばと思い、市との交渉を重ね設置通訳を実現することができた。市内には通訳士が4人いる。学校・病院など様々な生活の場面で手話通訳の協力を得ている。手話サークルが出来てからは、娘を連れてキャンプ・クリスマス会等の行事に参加して、楽しく交流した。人との交流や勉強会で得た知識のお蔭で娘も成長できたと思っている。また、地域社会にもろう者に対する理解が広まり、不安なく生活できるようになった。

(4) 私には3人の子供がいる。3人とも聞こえるが家族の会話は手話である。長女が産まれた当時は地域に通訳もいない、FAXも普及していない、手話サークルもなかったので子育てに不安を抱えていた。特に地域で生活するにあたって聞こえる娘に大きな負担がかかるのを心配した。市に通訳の設置を求める申請や署名を集め、何度も要望したところ、今は正職員として4人の通訳士が設置され、学校関係や病院通訳をしている。娘と一緒にサークル設立や楽しい行事、手話に関わる問題を勉強することで娘も成長していった。地域にも聴覚障害者について広く啓発することができた。結婚したろう者が地域で安心して子育てができるようになって良かったと思う。

(5) 私には子供が3人いる。3人とも健聴。娘が生まれた時、手話通訳者もいなくてFAXもなく、きちんと子育てができるか、と不安だった。娘は健聴なので、人が来た時に通訳してもらい負担をかけた。それで、市に手話通訳を置いてもらえるように署名活動等を重ねて、やっと通訳者を設置してもらうことができた。現在、市に正式職員として4人の通訳者がいる。保育園、PTA懇談会や病院など、どこでも通訳援助してもらえると安心だ。手話サークルができてから、娘を連れて一緒に活動した。娘はサークルでたくさんの人と出会い、キャンプ、クリスマス会などの行事を通し楽しく交流した。ろうあ問題や色々な知識を学んだ。また合わせてろうあ者に対する理解も広げることができた。安心して子育てできるようになった。

スポンサードリンク