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第25回手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)聞き取り通訳試験2013年(平成25年)

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第25回手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)聞き取り通訳試験2013年(平成25年)

聞き取り通訳試験問題

第1問「眼科の検査結果」

花田さんですね。先ほどの検査結果を見ると、緑内障の可能性があります。具体的に言いますと、眼圧が高くなって、視神経が傷つき、視野が狭くなったり、部分的に見えなくなったりする病気です。
緑内障の患者さんの割合は、40歳以上の20人に1人で、珍しい病気ではありません。10年から15年かけて徐々に進行していくので、患者さん自身が気づかないことが多いのです。一度傷ついてしまった視神経は、もとにもどることはありません。
耳が悪いのに、さらに目が悪くなるというのは、大変不安でしょうね。でも、早期に適切な治療を行うことで、今の見え方を保つことができます。
まずは、点滴治療からはじめましょう。効果がないときには、レーザーを使うことや手術を行うことも考えていきましょう。
点眼薬を出しておきますから、毎日の点眼を忘れないようにしてください。今日は、点眼薬は1種類です。効果が現れない場合は、薬を変えたり、種類を増やしたりしていきましょう。

 
第2問「国会議事堂見学」

 はい、みなさん、集まってください。正面に見えるのが、皆さん、テレビでおなじみの国会議事堂です。
 我が国は日本国憲法で二院制をうたっており、向かって左側が衆議院、その反対が参議院となっています。この国会議事堂を作り始めたのは、大正9年、1920年の1月で、17年の歳月をかけ、昭和11年、1936年の11月に完成しました。
 では、参議院の議場から見て行きましょう。議席は、演壇を中心にして半円形に配置されています。参議院議員の定数は、242人ですが、議席の数は貴族院の議場として使用していた名残で、460席あります。
 「ギャベル」って、何のことかわかりますか。議長の机の右手に置いてある木槌のことです。本会議を始めるときなど、議長がトントンと叩いて静粛を求めるときに使います。
 さあ、中央広間に向かいましょう。広間には、議会政治の基礎を築いた伊藤博文、大隈重信、板垣退助の銅像もあります。ゆっくりご覧ください。

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