第17回手話通訳技能認定試験実技試験読み取り通訳試験2005年(平成17年)

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第17回手話通訳技能認定試験実技試験読み取り通訳試験2005年(平成17年)

読み取り通訳試験(手話表現の要約)

筆記通訳 テーマ「広島と私」

 岡山で生まれ育ち、広島に移って16年。広島では、毎年8月6日、ドームの前で年配の男性が原爆の話をする。「妻が出かけた後、原爆が炸裂した。妻を見つけ出したときはひどい火傷だった。妻の体のうじ虫を取り、10年間、世話した」と聞き、感動した。資料館の展示は、悲惨でショックだった。
 岡山にいた頃、高校部の時に、バレーボール大会で広島に来た時も、卒業後に、青年部研修で来た時も、資料館を見学したが、ショックは受けなかった。それは、岡山で平和に過ごしていたからだ。広島では、毎年話を聞き、怖さがわかった。
 今でも、テロや戦争が続いている。やはり、平和は良い。原爆や戦争のない、平和が続いてほしい。

口頭通訳 テーマ「鼻の手術」

 私は、毎年冬になると、鼻水が出て困っていた。病院の内科で検査の結果、病気でないと言われ、薬をもらい、飲んで寝た。翌朝、鼻水は止まったが、鼻が詰まったようで、苦しく困った。
 今度は、いつも混んでいる耳鼻咽喉科にかかり、鼻の中を診てもらうと、手術が必要だと言われた。翌日、病院で、両腕を固定され、目にカバーをして、手術を受けた。患部を取り除いて、手術が終わった。切除したものは、大きくで驚いた。気付かない内に大きくなっていたと医師に言われた。
 私は、ようやくほっとした。

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